今週、AppSheet主催の定期Webinerが開催され、新規のリリースに関するUpdateが有りましたので、概要や重要事項を纏めてみました。
①UIの刷新
まずはAppsheet Editor画面・UIの刷新。既に私のPro Accountでログインしても刷新後のUIに変更となっています。引続きBUGも報告されていますので、これらのバグシューティングが継続的に実施されるのでしょうが、UI刷新のプロジェクトは完工といったところでしょう。
②G Suiteとの連携
新たな情報。グーグルシートのデータをベースにアプリを作成する場合、現状は、1)AppsheetのEditorから対象のシートを指定し、新規にアプリを作成、もしくはTableの追加時にシートを指定 2)グーグルシートにAppsheetのAdd-InをInstallし、Add-Inから新規にアプリを作成 という手法でしたが、Google SheetやG Drive上のアクションメニューから直接Appを生成するOptionが追加されるようです。AppSheetのG Suiteの一連のアプリケーションへの組み込み作業の一環ですね。
③AppSheeet Automation
Appsheet Automationについては、以前ブログに纏めていますのでこちらを参照。
BETA版のリリースは2020年内に予定されているようです。楽しみです。
④Connectors
Apigeeのコネクターは既にBETAリリースされていますが、なんと!「Google App Script」へのコネクターも準備されているようです。詳細は不明ですが、App Scriptで作成したサービス・関数をAppsheet 内で消費出来るようになるかもしれません!
Containerized Connectors? また新しいワードが出てきました。現在、データソースとしてクラウド上のスプレッドシートやSQLへのコネクターが準備されていますが、これに加えてSales Forceにアクセスし、Sales Force内のデータを操作することが可能ですが、恐らくは、Sales Forceのような外部アプリ・サービスへのNative Connectorを指していることと思われます。相手のある話ですので、コネクターを作成するサービスプロバイダーとの交渉も必要となるようで、その作業が粛々と進められているとのこと。どんなサービスとの連携が可能になるのか? 詳細がより明るくなるまでのお楽しみのひとつに。
Event Trigger to workflow ! これも凄い。Appsheet内で作成したワークフローは、Appsheet内からしかTriggerできませんが(現状)、例えば、スプレッドシートを開けた状態で、データを更新。そのEventをアップシートが察知し、Appsheet内でそのシートを対象に設定したWorkflowが発火する!という機能のようです。これも驚き。
アプリの認証サービスの一つにFirebaseのAuthとGoogle Cloud Platformの独自認証が利用できるように。これも有りがたい機能です。GCPの中核サービスとなったアップシートですので当然の機能かもしれませんが。現状、AWSのCognitでしか独自認証システムは設定できませんが、Firebase/GCPの認証との連携によりGoogle 以外のProductに作業をゆだねる部分は今後減少していくのでしょう。この流れも至極当然。
⑤サマリー
上記では触れていない部分もありますが、以下がサマリー表。 驚きはこれらの機能がBETAを含めて『H2 2020』内にリリースされる点 😲😲😲💯 ✌️
AppSheetは目下、革新的な進化の真っただ中にあるようです。 😍
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