アップシートを利用し、これらのデータを活用しての「危機情報提供アプリ」をサンプルアプリとして作成してみました。
まずデータの出典はこちらのサイト。
このサイトにテーブル形式で掲載されているデータをアプリのベースとしています。このデータから国名などを抽出、GoogleSheetの関数を用いてマスターテーブルを作成。同時にGoogleのフリーのアドオンを利用して国名からその国の代表的な緯度経度を自動抽出。
このデータをAPPSHEETに読み込ませアプリ化したものがこちらです。
このブログにアップシートのアプリをEMBEDしましたが、弊社のポートフォリオからもご覧いただけます。また、アプリを皆さんのアカウントにコピーし、そのままご利用いただくことも可能です。
アップシートの扱いの研究にもご利用下さい。
複雑なアプリに見えるかもしれませんがトリックは極めて簡単です。シート(データテーブル)一つが原型です。
このデータを多角的に異なるviewで利用し見せ方を変え、またマスターテーブルを作成し親子間のリンクを設定。こちらはGooglesheetの技になりますが、国名から緯度経度のデータを取得(アドオン)し、地図上にプロットできるようにしています。
そして最後に複数のVIEWをダッシュボードにまとめて表示。
アップシートですので当然に携帯、PCどちらでもうごきますが、ダッシュボードはPCでご覧いただいた方がイメージが沸くかと思います。
作成に要した時間は1.5~2時間程度でした。
アプリの参照先サイトのテーブルデータが変更され、アップシートが一部のカラムを認識できずエラーが発生していました。修正させて頂きました。ご報告有難うございました。
なぜか動かなくなってます
全くアプリ、アップシートと関係ありませんが、このデータを見たときに思ったこと。国名、のデータフィールドになぜかダイアモンドプリンセス号の名が。。。国じゃないじゃん。
でもこの数を日本に加えると、おそらく日本政府の関係者の機嫌を損ねる。
どこの国に船籍置いているかわかりませんが、法律上は、その船が船籍をおいてる国として表示すべきです。パナマとかリベリアとか。
と元海運会社で働いていた筆者は思いました。
僕の言っていることは絶対正しいですが、データ管理されていらっしゃる方の苦労も垣間見えて面白かったです。
自分で申すのもなんですが、これをAppsheetで活用できると発見し、コミュニティーでシェアしました。
スレッドはこちらです。
https://community.appsheet.com/t/radial-gauge-meter-inline-dynamic-icon-how-to-create/17921?u=tsuji_koichi
その後もこのQuick ChartというOpen SourceのAPIをアップシートで弄繰り回しましたが結構いろんなことが出来ることができるのが判明。
アップシートのコミュニティー、特に欧米では同じことをSVGファイルを使ってやろう、と皆さん盛り上がっていますが、私はこちらの方が有効じゃないか?と思っています。
QUICKCHARTと同じようなツールに、グーグルの展開する(正確には展開していた。。。)https://developers.google.com/chart/image というのがあるみたいなんですが、こちらはサポート終了。出ましたGoogle! といった感想です。
今回APPSHEETがGoogleに買われて、それぞれのサービスのインテグレーションが進むと思います。BIの世界ではGoogle様が別途ご購入されたLOOKERとの融合。
でも単純なチャートの描画ではGoogle SheetやData Studioで使われているGoogleのチャート機能とネイティブにシンクロしてくるのでは?と想像しています。
でもいまは、このQUICKCHARTさんを使えば、APPSHEETではできない簡単なイメージ・チャートの動的な作成もできるので重宝しております。何せ、無料ですし。笑
オープンソース、素晴らしき。
チャートをどう作っているのか不思議だったんですが、quickchart.ioという外部サービスを使っているんですね、参考になりました!