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Appsheet VS PowerApps ??



Googleの提供してきたApp Makerに並び、アプリ開発のプラットフォームの一つとして広く認知されているマイクロソフト提供のPowerApps。AppsheetとPowerAppsを比較すると? こういったご質問を各所で頂戴します。また、Appsheetが今後、Google Cloudの中核となる以上、アプリ開発ツールの分野ではGoogle VS Microsoftの構図の中で両者が比較対象になるものと思います。過去にPowerAppsを実務レベルで利用した経験はありませんが、同ツールの利用に関するDOCUMENTや各種紹介サイトを参考に、両者の比較をしてみたいと思います。


『比較論』に入る前に、まず、命題自体の検証をせねばなりません。つまりは、「AppsheetとPowerAppの比較」は正しい議論なのか? いきなり話の腰を折ることになってしまいますが、私の考えとしては『NO』です。両者は比較できる対象、同じ土俵にないため、というのがその理由です。


まずAPPSHEETはSAASの分野でのカテゴリーとして「NO-CODE」に区分されます。つまりは、一切CODEを叩かなくとも目的を達成できることがその前提です。ここでのその『目標』とはビジネスアプリの開発に他なりません。仮にOPTIONとして、HTML,CSS,JAVASCRIPTといったWEB APPの開発に必要な『言語』が利用できる余地が残されているのであれば、正しくはAPPSHEETも『LOW-CODE』の分野に区分されるでしょう。しかしAPPSHEETはNO-CODEツールであることを頑なに守り、日々VERSION UPを続けています。今後、OPTIONとしてカスタムのコードを叩いてUIや動作を変更するなどの操作ができるようになるかもしれませんが、現時点では完全なるNO CODEプラットフォームです。


一方、PowerAppsはどうでしょうか?マイクロソフトの宣伝文句、もしくは世間一般に認識されている限りにおいては、『LOW-CODE』のアプリと区分されていると認識しています。その場合、まず焦点を当てるべき議論として、『Low CODE』の定義です。


WIKIで調べると、


Low code vs. no code

Main article: No-code development platform

No-code development platforms are similar to low-code development platforms but require no coding at all.

The line between the two is not sharp. However, there are a number of key differences:


App Creator - No code platforms are accessible to any end-business user while low-code platforms require professional developers who can work within the platform's constraints.


Core Design - No code platforms tend to function off a model-driven, declarative approach where the end user dictates an app's design through drag and drop manipulation or simple expressions. Low-code platforms depend more on hard code to specify an application's core architecture.


User Interface - No code platforms most often rely on a preset user experience layer which simplifies and streamlines an app's design. Low code platforms may provide greater flexibility in UX options at the cost of additional coding and complexity requirements.

と記載されていました。


フムフム。良く読むとすべての点において、両者は全く真逆の関係にあるのではないか?真逆の関係にあるものを同じ土俵において比較するというのは果たして適当なのか? 

ということで、冒頭の通り、APPSHEETとPowerAppsの比較は全く別のテーブルにあるものを同じ土俵に置こうとしている無理のある対比であるのであまり意味のある結果を生まない、ということで「AppsheetとPowerAppの比較」は正しい議論なのか?という問いに対して、私は『NO』という確固たる意見表明をしたわけです。WIKIの定義も私の認識と一致しておりました。本ブログの件名、タイトルイメージに『?』を冠したのはその為です。どちらが勝つか?の疑問符ではなく、そもそも正しい比較なのか?という疑問が着きまといます。


WIKIの定義、3点。①App Creator ②Core Design ③User Interface。 具体的にそれぞれのソフトを落とし込んでみます。



開発者の主体が異なる、利用するための前提スキルが異なる、などの点を考えればやはり両者を同一線上において議論することは無意味と思います。


しかし、自身の学習、勉強のためにもPowerAppsについて少々学んでみました。ちなみに私の学習方法はすべて『YOUTUBE』。(笑) 動画としてUPされているPowerAppsのTIPを観てみました。結果、薄っぺらい感想に過ぎませんが、VISUAL BASIC? EXCEL VBA? の教育動画を見ているかと勘違いしました。元々、プログラミング・SQLの知識がゼロであった私。数年前に会社を起業し、その後、プログラミングを独自に学んだ身ではありますが、このPowerAppsのSYNTAXを操作するためには、それこそ新たにPYTHONをゼロから学ぶ、位に学習困難が高いように感じます。LOW CODEとは言われていますが、これではHIGH-CODEです。アップシートでは、カラムのタイプをIMAGEと設定すれば、画像・写真のCAPTURE機能を簡単に実装できますが、POWERAPPSでは複雑なこのPOWERAPPS SYNTAXを叩かなければならない。『コードではありません。Expressionです。』と言われてしまえばそれまでですが、実際、これってCODINGと定義した方が自然に収まります。JavascriptだってCODEすが、単に複数のFUNCTIONを書き下ろしたものに過ぎず、その意味では両者は同じ『CODE』です。


Appsheetに置き換えられることとなったApp Maker。こちらもいわゆるLow CODEのプラットフォームです。PowerAppsと同じ土俵。App Makerは低い利用率、頻度をサービス停止の理由にしています。PowerAppsはOFFICE 365のサービスに加入すればFreeで使えると理解しています。では、OFFICE 365の利用者に対するPOWERAPPSのユーザーの割合、といったKPIは公表されているのでしょうか? ぜひ知りたいです。


『CODE』とは?という議論までに幅を広げるつもりはありませんので、この話はここまで。


といっても、APPSHEET , POWERAPPSの両者についてUSER視点からみた『機能面』について比較して欲しい、という声もあろうかと思います。時間を見つけて、具体的な機能にいくつか焦点を絞りPROS/CONSを纏めることができれば。


今回思いましたが、いまの仕事を始める前までは、NO CODEとLOW CODEの違いはほぼゼロ、もしくは皆無に近いもんだ、と勝手に認識していた自分。きちっとした検証や自分の感覚、実績、事実から判断せずに物事を解釈することの危険性と重要性について改めて考えさせられました。


また、最後に想うこと。『餅は餅屋』という言葉があります。いまの議論にも当てはまりますが、専門的にその分野を追求しているツールと大きな枠・組織の一部としてのツール。両者、それぞれのpros/consがありますが、その視点からも英語でいうところの「apple vs orange」の比較は不適と考えたほうが良さそうです。


誤解の内容に申し上げますが、OFFCE 365もG SUITEも両者ともに素晴らしいツールです。わたしも両方のサービスを利用しているユーザーの一人です。


PowerApps, App Makerと独立したサービスのAppsheetの選択を迫られたら?


自らが達成したい目標と目的を前提とした場合、何が正しいツールかは自ずと出てくると思います。誤った判断をしないためには、まずFREEサービスとして利用できる機会を利用し、それぞれのツールし、自らの手で確かめること。これしかないと思います。


当然に検証する立場の人間がコードに精通しているものとそうでない人間であれば結果は異なるかもしれません。その場合、利用する者のスキル、という前提・軸をずらさずに検証作業を進める。


ユーザーがHAPPYでなければ、開発部隊がどんなにHAPPYでも意味がありません。最終的にツールを利用するユーザーあっての開発と思います。


以上










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