6月11日に東京アラートが解除され、将来への不安は残しながらポジティブな一歩が踏み出せた状況です。
呑みが大好きな筆者としても、以前の日常が早期に戻ってくることを願うとともに、苦境に立たされた各種業界の皆さまのご苦労に敬意を表さずにはいられません。
ステップ3に移行するにあたり国も飲食店への営業に際しても指針を提示し、クラスター発生などの事態に備え、来店客の連絡先の記録・管理を推奨しているようです。日本に比べ、韓国などITの普及・利用が進んでいる諸国では、飲食店への入店に際し、QRTコードを読み込み、個人情報を提供するなどのプロセスのアプリ化が進んでいるようですが、個人情報の取り扱いに関する議論などもあり、ツール・プロセスの標準化は難しいことが予想され、入店に際し、氏名・電話番号・メールアドレスといった簡単な個人情報の提供には恐らくは、紙への記入といった手法が求められるのではないか?と推測されます。
ただし、実際に万が一の事が発生した場合に、紙の記録だけでは、データとして有効な利用は出来ず、一刻の猶予も許されない緊急事態に於いて、せっかくお客に記入してもらった貴重な情報も有効に利用することができないのでは?と危惧します。
アップシートはデータの入力・収集、そしてその後の所謂「データの消費」においてその力をフルに発揮できるツールです。
G Suiteのユーザーさんであれば、GOOGLE FORMなどは日常的に使い慣れたツールで、今回の来店顧客のデータ管理に有効に利用できると思いますが、実際の現場での利用を想定すればより簡素・簡潔なプロセスやUIが求められるでしょう。
そこで簡単ではありますが、飲食店様に限らず、多方面で利用できる連絡先の記録を目的とするアプリを作成してみました。
こちらです。
上のリンク先よりサンプルアプリにアクセスされ、ご自身のアップシートアカウントに自由且つ無料でコピーし、即利用頂けます。
来店者の氏名、電話番号、EMAILという情報を入力、管理。また蓄積されたデータもCSVファイルの形で外部出力する機能も設けてみましたが、例えば、指定のEMAILや電話番号にメール・SMS配信を自動化する、といった機能も簡単に実装することが可能です。
またチャート作成機能を用いて、来店客数の推移をビジュアル化。日付のテーブルを加えることで、時系列に指定の日付の来店客数やそのリストに簡単にアクセスできるような工夫も施しています。
こういった情報の管理に余計な時間・手間を必要とされ、本業に支障を来してしまっては本末転倒です。また、「万が一」に備えての対応にも関わらず、不幸にもその万が一が発生してしまった場合にも、その対応がマニュアル作業(紙で入力されたデータをEXCELなどにデータとし再入力)が必要となっては迅速かつ正確な対応を阻害する事態ともなりかねません。これらすべての問題を解決できるアップシートの用途としてのご紹介でした。
実際の現場でのご利用や機能の拡張をご検討される方がいらっしゃられましたらご遠慮なくホームページの問い合わせよりご連絡下さい。
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